15分間のランデヴー

 

 ブログを書きたい、と思った。

末年始、世間は慌ただしく、どこか素っ気なく歯車を回している。未知の恐怖と闘いながら、本当は、人それぞれ思い思いの過ごし方ができる年末年始というシーズンを迎える。1年前の今頃、誰がこうなると予想していただろう。それほど社会をぐるっと変えてしまった。

 そんな中、

月終わりから現在に至るまで、エンタメの楽しみ方もかなり変わったと思う。人々が対面するライブなどは尽く中止、メジャーのアーティストは勿論、音楽をやる人、舞台に立つ人、そういった文化の継承者たちが歯痒い思いをしているに違いない、と思った。実際僕も、楽しみにしていたライブは全てキャンセルになってしまったし、好きなアーティストのライブだって、このご時世に行こうと思えなくなってしまっている。だからこそ、大多数は違う楽しみを見つけたと思う。

 自分の場合、

夜ラジオにドハマりした。お笑いが好きなだけあって、バナナムーンやおぎやはぎなどのラジオはちょくちょく聴いていたりした。更に根掘り葉掘りいろんなラジオを聴き始めた。昼下がりのBAY-FMだって聴いたりするし、深夜ラジオもタイムフリーで聴いたり、熱心なラジオリスナーとは到底及ばないものの、僕の活動時間におけるラジオの比率は高くなった。

 そうやって、

ンプットする事が増えると、アウトプットもしたくなる。だからこそ、ブログを書きたいと思った。だが、これはあくまで大いなる計画の第一章に過ぎない。文章とラジオ、この2つは、僕の次なる挑戦の大きなキーワードだ。

 だがしかし、

はかなり飽き性で、ブログなんて三日坊主で辞めたことは数知れず。根気がない、続かない、とかなり困った性分である。だからこそ、このブログを作った。ブログのタイトルは「15  MINUTES」。15分間。これが飽き性な自分をうまく手懐けるミソだ。

 15分間のランデヴーである。

ログを書くぞ、と時間を作ったならタイマーを15分間でセットし、考えたことを次々に羅列して文章にする。まとめるのは別に今じゃなくたっていい。吐き出すこと、アウトプットする事が目的なのだ。15分間ただ考えていること、思っていること、それらを書き出す。そして、何の調整もせずに素材のままで世に送り出してしまう。横着と言われればそれまでではあるが、何より、僕自身の、ありのままの、15分間の思考を体感して欲しいのだ。僕とあなたの15分間のランデヴー。つまりはそういうことだ。

 大いなる計画については

やその次あたりで書き出していきたいと思う。もう15分に差し掛かるので、今日はこの辺で。僕が本気を出せば、1000文字程度の文章は15分くらいでスラスラ書き出せるのだ。これが早いのかどうかは、よくわからない。